技術開発ストーリー STORY
技術開発ストーリー

営業マンの陳列作業をラクにする
環境対応の紙製什器

  • 什器の組み立て時間を短縮したい
    営業マンのニーズ

    • 大塚グループが販売する消費者向け製品の代表格といえばポカリスエットですが、営業マンから「店頭での陳列や什器の組み立てに毎回時間が掛かるし、什器が重いので、もっと簡単に組み立てられて何回でも使える什器を紙で作れないか」という声がありました。店頭での訴求力UPには欠かせない商品什器ですが、営業マンに同行してみると、営業車での運搬や量販店での組み立てに時間が掛かっている現状がありました。そこで当社の設計力を活かした組み立て什器の検討を開始しました。
  • 組み立て簡単で、丈夫で、コンパクトな
    什器設計

    • ポカリスエットのようなペットボトル飲料は本数が増えると什器にかかる負荷が大きくなり簡素な紙製什器では支えられなくなるため、一般的にはスチール製の什器が使用されます。しかしスチール製什器は大きくて重い上に、組み立てにもネジ止めなどの手間と時間が掛かります。紙製で営業マンが軽くて持ち回りやすく、組み立て前はコンパクトでありながら、製品重量に耐えられ、量販店のような環境下で長期にわたって使用され続けるといった条件を考慮した設計が求められました。
  • 広げるだけの簡単構造で
    耐荷重30kgを実現

    • その結果、コンパクトな状態から広げるだけの、誰でも簡単に組み立てられる紙製什器が完成しました。営業マンの意見も取り入れ、懸案だった小売店での組み立て時間は40秒になり、ペットボトル飲料の重量物にも対応可能な什器として全国で使用されています。従来のスチール製とは異なり、製品ごとに製品情報を印刷して提供できるほか、廃棄時には燃やせるゴミとして処分ができることもメリットです。

大塚包装工業が生み出す
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