技術開発ストーリー STORY
技術開発ストーリー

世の中に出回る模倣品との
差別化を可能に

  • 模倣品に悩む
    得意先の声がきっかけ

    • この技術開発のきっかけは、ある得意先から海外向けに流通させる製品の模倣品対策を「パッケージに反映したい」という声でした。特に海外ではデザインや形状をまねた模倣品の被害が拡大しています。正規品と比べて機能や効能、安全性が劣り、安価で流通する模倣品はブランドを損ない、消費者の安心をも脅かしかねません。そのような得意先のニーズに応える技術開発への取り組みを始めました。
  • 環境にやさしく
    ユーザー第一の技術開発

    • 既存の偽造防止といえばホログラム印刷があります。光沢感を活かすためリサイクルには適さない蒸着フィルムやPETフィルムが用いられます。また加工は熱で圧着するため、印刷やコーティング以外の別工程が必要になります。それにホログラムを圧着した抜きカスは産業廃棄物として捨てることになり環境負荷が懸念点でした。その結果、印刷や表面加工といった当社の強みを活かして偽造防止を行うことにしました。
  • 印刷・表面加工で実現、
    加飾性も備えるイニミタブル印刷

    • この偽造防止技術はニチバン様の医療用テープ NICHIPORETM海外向け製品に導入されました。通常の印刷ラインで加工可能で、コスト削減になり、CO2排出量も樹脂使用量も削減が可能になったことが評価されました。また、角度を変えることによりロゴマークや模様が見え隠れするように動くデザイン特性を活かしたゴルフボール箱にも採用いただき、さらなる拡販を推進しています。


      (イニミタブル=真似のできない)
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